2021.11.2


当クラブから推薦の2団体が受賞しました。
○広島ハーネスの会:社会ボランティア賞
○カレーズの会:活動資金援助
来年(2022年)は広島グリーンアリーナで開催されます。
広島ハーネスの会
1989年一般市民と視覚障がい者が「盲導犬の歩く町 広島」を目指して発足したボランティア団体が広島ハーネスの会です。盲導犬を通じて地域の視覚障がい者の自立と社会参画を推進するための活動を行うボランティア団体はあまり例がありません。社会における障がい者に対する理解や身体障がい者補助犬に対する理解は不可欠です。子供たちに対する周知、啓発活動にも積極的に取り組まれています。人権学習のための講演会の講師派遣の依頼を受け、2018年度は盲導犬使用者を110回(そのうち小学校が105校)派遣されています。
認定特定非営利活動法人カレーズの会
“一人ひとりの力は一滴の水のように小さくとも、水のようにやがて集まり大地を潤す大きな流れとなる“の理念のもと2002年に発足した「カレーズの会」は医療と教育を柱としてしてアフガニスタン復興支援事業に取り組んでいます。代表のレシャード・カレッド氏は、京都大学医学部卒業後研修医として静岡県に派遣されて依頼、地域医療に携わるとともに、通院したくても出来ない山間部無医村の老人宅への訪問介護も長年続けておられ、人々からの信頼は厚く尊敬もされているなど地域への貢献は計り知れないものがあります。カレッド氏が戦禍による祖国の惨状を救いたいと立ち上げられた「カレーズの会」はアフガンの医療(主として妊婦)・教育への支援を目的とされています。アフガニスタンの妊産婦死亡率は出生10万人あたり638件と日本5件(ユニセフ世界子供白書2019参照)の128倍です。 政情ににより悲惨な日常を余儀なくされている女性や子供の健康を守り、公衆衛生教育に力を入れるなど、戦場下での安全で無事な出産と育児・教育の問題に取り組み女性達にとって大きな支えとなっています。